Azure Services と SharePoint Online
Microsoft PDC 2008でクラウド時代の新しいプラットフォームとして、Windows AzureとAzure Servicesが発表されました。
Azure Servicesの中には、.NET Services、Exchange Online、SQL Data Service、SharePoint Online、CRM Onlineといったサービスが含まれています。
その中の一つ、SharePoint Onlineについて、今日知ったことを書きたいと思います。
SharePoint Onlineとは
SharePoint Onlineとはマイクロソフトのオンラインサービスの一つとして提供されるサービスで、その名の通り、SharePointの機能をオンラインサービスとして提供するというものです。
SharePoint OnlineとインストールベースのSharePointの違い
SharePoint Onlineはマイクロソフトのデータセンターで運用されるサービスなので、インストールベースのSharePointと違いサーバーを買ったり、ファームの管理をしたりする必要がありません。
その分、自由度が下がるのは仕方がないところですね。。。
SharePoint Onlineのエディション
SharePoint Onlineは、以下の3つのエディションからなります。(下位エディションから順に並べています)
・Office Online
・Standard
・Dedicated
SharePoint Onlineのライセンス
SharePoint Onlineの利用料はユーザー毎の月額制になっています。参考価格ですがSharePoint Onlineスタンダード版で$7.25/1User 1Monthです。
もちろんこれから変更が入ったりするでしょうし、日本ではまた違う値段になるかもしれません。
SharePoint Onlineでできること
SharePoint OnlineはインストールベースのSharePointの全機能を使えるわけではありません。
みんなでShareするだけに機能にも制限があるようです。
利用可能な機能は以下のようなものになるようです。
・サイトコレクション作成(Onlineサービスの専用画面から作成可能)
・サイト、リスト、ライブラリの作成
・Office2007クライアントとの連携(VSTOもOK)
・SilverLightコントロールの利用
・InfoPathクライアントとの連携
・Data List View Web Partの利用
・SharePoint Designerを使ったカスタマイズ
・CRM Onlineなど、別のサービスとの連携(SilverLightコントロールやData List View Web Partを利用)
利用不可能な機能は以下のようなものになるようです。
・ファームレベルの設定変更
・Server Side Code(カスタムアクションとか、カスタムWeb Partとか、カスタムASPXとか・・・)
SharePointを情報共有のためのツールとして利用する分には、SharePoint Onlineで十分でしょう。
サーバー管理が不要になるメリットは非常に大きいと思います。
SharePointを情報共有のためのツールとしてだけではなく、アプリケーション基盤としても使いたいということになると自由度が大事になり、自分たちでサーバーの運用管理をすることのメリットも大きくなるので、そういった場合にはインストールベースのSharePointを利用するのがよいでしょう。
もうすぐ来るクラウド時代。
時代に合わせたアプリケーションの使い方を考えていかないといけないですね。